アラフィフ主婦 節約上手を目指す日々の記録

普通の主婦です。日々の暮らしを記録しています。

百坪から76平米へ暮らしを小さく

3年前動けるうちにと両親は暮らしを変え、大きな断捨離をした。

孫も中学生、高校生になり、庭で遊ぶ事も無くなるだろうと。2人で住むには大き過ぎる家。

庭には柿、紅葉、金木犀、桜、梅、椿、松、すずらんなど小さな花、他沢山の植木、四季を楽しむ事が出来た。

私の小さい頃、梅と桜の木の幹を枝で擦ると光輝いてピカピカになるのが楽しくて、幼馴染みと毎日取り憑かれたように幹を磨いてた。芝生の上でバトミントン、屋根に羽が上がってしまったら2階ベランダ乗り越え屋根の上歩いて取りに行ったり。夏の素麺の薬味に美味しそうな大葉を庭先で選んでくるお手伝い。


子ども(孫)も赤ちゃんの頃からずっと庭で遊び花を楽しんだり自転車の練習、キャッチボール。

甘くなった柿はスプーンで食べて。上の子が8才の時、秋の紅葉を見て、わーーー!!!!色鮮やかな綺麗な色!!!と感激していた様子が今でも忘れられない。実家で感性を育んでもらった。


引越しの準備は早めに取り組んでいたけど大変だった。瑠璃色の大きな鳥の剥製やら箱に入ったままの食器、タオル、シーツ、布団、家具、家具、家具。家具がやたら多かった。家が広かったからすっきり物が少なく見えたけど凄い量の物を引き取ってもらった。


まさか両親が潔く断捨離するとは思ってなかったので目の当たりに大量の物がなくなる光景を見て驚いたし家がなくなるんだと寂しかった。


寂しさを引きずる私の思いとは裏腹にあっという間に次の家が3軒建ち、隣のおばさんは以前は庭があって風通りが良かったのが壁になって暑くなった。若いご家族3世帯賑やかなようで随分環境が変わったと。


両親は駅前の新築マンション14階に眺めの良いホテル暮らしのような生活をしている。


運動不足にならないようゴルフ教室に通ったり。母も好きな絵を描いてる。毎日のように遊びに行けなくなったけど学校帰りお腹が空きすぎた子どもがおやつやごはんに行っても快く迎えてくれて本当に有り難く思う。


美術本は母の断捨離の一部。

子どもが美術館に行く事が結構あるので役に立っている。


私も絵を飾りたいなと思った時に本を眺めて楽しんでいる。